• 2019.08.23(Fri)—25(Sun)

    Workshop / Talk Session@日本科学未来館

    SuperFlyingTokyo Night Party@代官山UNIT

Organized by Rhizomatiks

Statementステートメント

Super Flying Tokyo 2019では、各地で活躍する世界のトップクリエーターを招き、東京から発信するデジタルクリエイティブシーンの近未来像を考え、「新しいクリエイティブを生み出す力」の拡張を検証していくフォーラムセッション&イベントです。クリエイティブ・オリエンテッドとコンテンツ・マネージメントが、高いレベルで融合することで、次世代の可能性が見えて来るという予想を抱きますが、そのクリエーションのための環境やインフラストラクチャーは、過不足なく満たされているのでしょうか。あるいは、その成果認識や次世代人材への教育波及効果が、社会の公共性に対して十分に浸透しているでしょうか。

あらゆる領域で、世界的な変動や移行を迎えている時代において、現時点の課題を発見し、解決のための新たな組織編成、コラボレーション、クロスオーバーのスタイルや方法など、多様な地域からの様々な取り組みを、モデルケースとして紹介していきます。新しいクリエイティブから、さらに大きな多様性の実現に向けて、今まで以上に共同創出のための環境を開放し、発信していく必要を、現場のクリエイターたちは感じています。

さらに今回のSuper Flying Tokyo 2019は、アート&クリエーションのフィルターを通じて、これらの社会的テーマに迫りながら、科学・先端技術の専門研究分野との交点、ビジネス・産業・都市計画の領域との緊密な関係構築を、現状の問題点を確認しつつ、各界のオピニオンリーダー、専門家からの意見を交えて、クロストークセッションで展開していきます。ネクストステップから大きなビジョンへ発展させ、共有するための提案を、参加者全員で発見していきましょう。

Workshopワークショップ

8.23(Fri)

12:00-18:00

会場:日本科学未来館 7Fイノベーションホール

カイル&ローレンによる中高校生ワークショップ

アメリカの著名なメディアアーティストであるカイル・マクドナルドとローレン・マッカーシーが近年取り組むプロジェクトを紹介しつつ、中高生に向けp5.jsを使用しドローイングやアニメーション、インタラクティビティに関するハンズオンワークショップを開催します。

講師:カイル・マクドナルド、ローレン・マッカーシー ※逐次通訳付き

※ワークショップ終了後、18:00より交流会を実施。料金はチケットに含まれます。

TALK SESSIONトークセッション

8.24(Sat)

10:00 - 19:20

会場:日本科学未来館 7F未来館ホール

国内外で第一線の活動を行うアーティスト自身による、数々のトークやプレゼンテーションに触れる1日。

10:00 - 12:00

ライゾマティクス制作現場の舞台裏

ゲスト:ライゾマティクス エンジニア、クリエイティブコーダー(真鍋大度、石橋素、上條慎太郎、花井裕也、堀井哲史、田中陽、田井秀昭、西本桃子、柳澤知明) ※同時通訳付き

13:00 - 19:20

インターナショナルアーティスト プレゼンテーション&トーク

ゲスト:「目」荒神明香・南川憲二(日本)、VT ProDesign(アメリカ)、カイル・マクドナルド(アメリカ)、ローレン・マッカーシー(アメリカ)、イアン・サイモン/Strangeloop Studios(アメリカ)、Pink;Money(香港・中国)、 Kode9(イギリス)、ノサッジ・シング(アメリカ)、MIKIKO・真鍋大度・石橋素(日本)※同時通訳付き

※トークセッション終了後、19:30より交流会を実施。料金はチケットに含まれます。

CROSS TALKクロストーク

8.25(Sun)

14:00 - 18:20

会場:日本科学未来館 7Fイノベーションホール

分野を横断し、数々のコラボレーションを結実させてきたクリエイターや、ビジネス・産業・都市計画といった各界のオピニオンリーダー、または専門家を交えて、クロストークセッションを行います。

14:00 - 15:20

PART 1:コラボレーション

真鍋大度&MIKIKO、カイル・マクドナルド&ローレン・マッカーシー、pink;money
司会:阿部一直(キュレーター/東京工芸大学教授)※同時通訳付き

15:30 - 16:50

PART 2:コンテンツの海外展開とその課題

経済産業省コンテンツ産業課長 高木美香、クールジャパン機構 投資戦略グループ マネージメントディレクター 松本健、千葉秀憲(ライゾマティクス)
司会:西村真理子(HEART CATCH)

17:00 - 18:20

PART 3:都市化とクリエイティビティ

豊田啓介(建築家 / ノイズアーキテクツ主宰)、中川エリカ(建築家)、齋藤精一(ライゾマティクス)
司会:西村真理子(HEART CATCH) + 阿部一直(キュレーター/東京工芸大学教授)

※クロストーク終了後、18:30より懇親会を実施。料金はチケットに含まれます。

SFT NIGHT PARTY at UNIT

8.24(Sat)

OPEN / START 23:00(※20歳未満は入場不可)

代官山UNIT 渋谷区恵比寿西1丁目34-17 ZaHOUSE

出演:Nosaj Thing + Daito Manabe [Audio/Visual set]、Kode9、Holodec、食品まつり、Saskiatokyo、OL Killer、山口一郎

VJ:Rhizomatiks Research

SALOON DJ:黒瀧節也、MAA、Sakiko Osawa、三田真一、Nozomi Acid(Rhizomatiks)

Artistsゲストアーティスト

  • Kyle McDonaldカイル・マクドナルド

    1985年生まれ。コード操るアーティスト。openFrameworksなどのアートとエンジニアリングのためのツールキット開発に関わるほか、アーティストが新しいアルゴリズムを創造的に使うことができるようなツールの構築に注力している。活動においてはプロセスを重視し、プロジェクトが完了する前からアイディアなどを公開し、共有している。NYU-ITPでの客員教授、F.A.T. Labのメンバー、openFrameworksのコミュニティーマネージャー、STUDIO for Creative Inquiry at Carnegie MellonやYCAM(日本)でのレジデンスアーティストなどの顔を持ち、NTT ICC、Ars Electronica、 Sonar/OFFF、 Eybeam、Anyang Public Art Project、 Cinekidなどの世界中の展示やフェスティバル作品を披露している。

    Websitehttp://kylemcdonald.net

  • Lauren McCarthyローレン・マッカーシー

    ロサンゼルスを拠点に、監視社会や、自動化、ネットワークに関わる問題が我々の社会的な関係性にどのような影響を与えるかをテーマに活動するアーティスト。オンラインでのコードを使った創造的な表現を学ぶためのオープンソースプラットフォームであるp5.jsの制作者である。彼女の作品は国際的なThe Barbican Centre,、Ars Electronica、 Fotomuseum Winterthur、 Haus der elektronischen Künste、 SIGGRAPH、 Onassis Cultural Center、 IDFA DocLab、 Science Gallery Dublin、 Seoul Museum of Artなどで展示。Creative Capital Award、 Sundance Fellowship、 Eyebeam Residency、 and grants from Knight Foundation、 Mozilla Foundation、 GoogleやRhizomeなどの数々の賞を受賞。
    現在はUCLA Design Media Artsの客員教授を務める。

    Websitehttp://lauren-mccarthy.com

  • Kode 9コード9

    DJ/ミュージシャン/サウンドアーティスト/作家
    2000年代において彼の初期のDJセットやラジオ番組はロンドン南部の音を世界に紹介するのに一役買った。そして現在、そのミックスは、これまでの活動の拠点からは音楽的に離れた予想できないようなベースの強いミックスを織り交ぜたものになっている。
    グラスロー出身の彼は、ロンドン南部に拠点を置き、レコードレーベルHyperdubを主宰。Memories of the Future (2006)、Spaceapeと共に製作した Black Sun (2012)、そしてthe solo album Nothing (2015)という3枚のアルバム、そしてBurialと共に製作したthe recently mixed FABRIC 100 (2018)、 Rinse 22 (2013)、 DJ Kicks (2010)、そしてDubstep Allstars Vol.3 (2006)という4枚のミックスをリリース。 Diggin in the Carts projectとして最近では先端的な日本のビデオゲームの音楽のリミックスを4作品発表した。
    2003年から2009年の5年間にわたり、Rinse FMにて毎週放送されていたFwd> Showのホストを務め、2016年までHyperdubの番組のホストをScratcha DVAと共に務めた。ロンドンにおける画期的なダブステップ初期のクラブイベントであるDMZとFwd>>におけるローテションでDJを務め、現在ではロンドン南部のCorsica Studioにて毎月行われる実験的なクラブイベントØの共同主宰である。
    2010年にはSonic Warfare: sound, affect and the ecology of fearがMIT Pressより出版され、2019年にはUnbanomic Pressより出版された作品集AUDINT - Unsound: Undeadへの寄稿および共同編集を務めた。サウンドアーティストとしてはTate Modern and the Barbican Centre in Londonなどでの展示を含め世界的に活動している。

    Websitehttps://hyperdub.net/

  • 目[mé]Haruka Kojin+Kenji Minamigawa目[mé]荒神明香+南川憲二

    Photo : Takahiro Tsushima

    果てしなく不確かな現実世界を、私たちの実感に引き寄せようとする作品を展開している。
    手法やジャンルにはこだわらず、展示空間や観客を含めた状況、導線を重視。創作方法は、現在の中心メンバー(アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文)の個々の特徴を活かしたチーム・クリエイションに取り組み、発想、判断、実現における連携の精度や、精神的な創作意識の共有を高める関係を模索しながら活動している。これまで参加した主な展覧会に、「瀬戸内国際芸術祭」、「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー)、「越後妻有アートトリエンナーレ」、「目in Beppu」、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館)などがある。

    Websitehttp://mouthplustwo.me

  • VT ProDesignVT プロデザイン

    Michael Fullman: エクゼクティブクリエイティブダイレクター, VT Pro Design

    オレゴン州ポートランド出身のMichaelはロサンジェルスに住んで13年になる。ライティングデザイナーとしてキャリアをスタートさせたが、すぐにテクノロジーを使ったストーリーテリングの可能性に魅了された。コンテンツ、ライト、ロボット、レーザーや独自に設計されたテクノロジーを駆使し、Michaelは物語の中にテクノロジーが組み込まれているようなユーザー体験を作り出す。
    13歳の時からライブプロダクションに関わり、VT Proではもっともクレイジーな環境で世界を舞台に活動し、インタラクティブなユーザー体験を探求、提供している。近年、と言っても常にだが、彼は工業的なロボットとそれらがどのように個性を備えるかに惹かれている。
    VT Pro Designのクリエイティブダイレクターとして、Michaelは豊かな才能に恵まれたエンジニア、プログラマー、デザイナーやテクノロジストのチームと共に、複数のツール組み合わせることで、また協働的な発見と実践の過程を通して、インスパイアリングに観客と物語とを繋げることに情熱を燃やし、追求してている。

    Websitehttps://vtprodesign.com

  • Ian Simon (Strangeloop Studios)イアン・サイモン(ストレンジループ スタジオ)

    カリフォルニア州LA出身のAudio-Visualデザイナー。多くのアーティストのツアーコンサートにてビデオデザイナー、ビジュアルオペレーターを務め、2013年よりラッパーKendrick Lamarのバックドロップも提供。2015年には、音楽と新しいメディアのために有意義な映像体験を提供することを目的に仲間であり、Fractalへの熱い情熱を持つDavid WexlerとStrangeloop Studioを共同設立。共にThe Weekend、Flying Lotus、David Gilmourなどのビジュアルをデザインしてきた。バーチャルコンサートプラットフォームWaveXRのアドバイザーも務める。
    2012年にコロンビア大学Antoropology&Jazz学科を卒業

    Websitehttps://strangeloop-studios.com

  • Pink;Moneyピンク・マネー

    pink;moneyはニューメディアアーティストのYou Longとグラフィックデザイナ・実験映画ダイレクターであるShen Qiによって作られたクリエティブニューメディアを扱うチームである。二人はジェネレティブなデザイン、人間xコンピューターのインタラクション、オーディオヴィジュアルアート、インタラクティブインスタレーション、パラメトリックデザイン、アニメーションデザイン、実験的なノイズアートなどの分野への共通の興味を有している。pinc;moneyは香港や中国本土で活動しており、数々のオーディオとヴィデオのアートパフォーマンスやニューメディアの展示に参加している。彼らの目的はカオスと秩序を理解し、その力を表現することである。最近のプロジェクトやコラボレーションとして、Sonar Hong kongやThe Forbidden Cityでの《宫里过⼤年》、CBA QingdaoでのKinetic Echo、Min Sheng Art MuseumでのTime Maze、The Goethe-Institut30周年記念でのAntipodes 、北京のTimes Art MuseumでのXcelerator、.北京Today Art Museum、3LD in New YorkやChengduで発表されたzip などがある。pink;moneyは現在、Modern SkyのMVM labelと契約している。

    Websitehttp://pinkmoney.studio

  • Nosaj Thingノサッジ・シング

    LAを拠点に活動するエレクトロニック・プロデューサー兼DJのノサッジ・シング。ケンドリック・ラマーやチャンス・ザ・ラッパーのプロデュースやレディオヘッド、フライング・ロータス、ジ・エックス・エックス等のリミックスなどを手掛け、LAシーンという枠を超え幅広い層から高い評価を得ている。これまで4枚のアルバム”Drift”(2009), “Home”(2012”), ”Fated”(2015), ”Paralles”(2017)をリリース。日本を代表するメディア・アーティスト:真鍋大度とのコラボレーションで、2作のミュージックビデオで共演した他、北米ツアーや世界最高峰の音楽フェス: コーチェラ(アメリカ)、ソナー(バルセロナ/香港)などにも共にライブ出演した。現在は自身のレーベル: Timetableを立ち上げ、2019年5月にコンピレーションアルバム”Timetable Vol.2”をリリース。さらに、自身のニューアルバムの制作と平行して、トロイモアとのコラボプロジェクト: Laff-Trax (ラフ・トラックス)での制作やライブ活動も同時に行なっている。

    Websitehttp://www.nosajthing.com

  • MIKIKOMIKIKO

    演出振付家。ダンスカンパニー「ELEVENPLAY」主宰。
    Perfume、BABYMETALの振付・ライブ演出をはじめ、様々なMV・CM・舞台等の振付を行う。PerfumeやBABYMETALとワールドツアーを成功させる中、 Rhizomatiks Research と共同制作 を行ったELEVENPLAYの作品が世界各国から招聘されるなど、メディアアートのシーンでも国内外で評価が高く、ドローンやロボットアームのモーション制作を行う他、 現実世界と仮想世界を行き来する演出を手掛けるなどテクノロジーと身体表現を融合し、アート表現に昇華させる技術を持つ演出家として、ジャンルを超えた様々なクリエーターとのコラボレーションを行っている。

    Websitehttp://www.mikiko0811.net/

  • Keisuke Toyota豊田啓介

    建築家。東京大学工学部建築学科卒業。1996-2000年安藤忠雄建築研究所。2002年コロンビア大学建築学部修士課程修了(AAD)。2002-2006年SHoP Architects(New York)。2007年より東京と台北をベースに、蔡佳萱と共同でnoizを主宰(2016年より酒井康介もパートナー)。建築を軸にデジタル技術を応用したデザイン、インスタレーション、コンサルティングなどを国内外で行う。2017年より建築・都市文脈でのテクノロジーベースのコンサルティングプラットフォームgluonを金田充弘、黒田哲二と共同主宰。東京藝術大学芸術情報センター非常勤講師、慶応大学SFC環境情報学部非常勤講師、情報科学芸術大学院大学 IAMAS非常勤講師。 EXPO OSAKA/KANSAI 2025 招致会場計画アドバイザーほか

    Websitehttps://noizarchitects.comhttps://gluon.tokyo

  • Erika Nakagawa中川エリカ

    1983年東京都生まれ。2005年横浜国立大学建設学科建築学コース卒業。2007年東京藝術大学大学院美術研究科建築設計専攻修了。2007年~2014年オンデザイン勤務。2014年~中川エリカ建築設計事務所。現在、東京藝術大学、横浜国立大学、法政大学、芝浦工業大学、日本大学非常勤講師。主な作品に「ヨコハマアパートメント*」(2011年度JIA新人賞、第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 国別部門特別表彰)、「桃山ハウス」(住宅建築賞2017金賞、第34回吉岡賞)、「塔とオノマトペ」(U-35 Architects exhibition 2018 ゴールドメダル、伊東豊雄賞2018)など。
    *は、西田司/オンデザインと共同設計。

    Websitehttp://erikanakagawa.com

  • Mariko Nishimura西村真理子

    国際基督教大学卒。日本アイ・ビー・エムでITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アドビシステムズでフィールドマーケティングマネージャー、バスキュールでプロデューサーを経て2014年に株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。
    J-Startupサポート企業、Art Thinking Improbable Workshop Executive Producer、内閣府第一回日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員、経産省第4次産業革命クリエイティブ研究会委員、武蔵野美術大学 大学院クリエイティブイノベーション学科研究室 非常勤講師

    Websitehttps://heartcatch.me

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